ひかり電話とSipdroid

以前から、Nexus OneをWi-Fi経由で、ひかり電話の子機にしようと、SIPクライアントを入れてみようと思っていたところ、通話履歴の連係等も容易にできそうなSipdroidが良さそうということで、入れて見ることにした。

環境は、こんな感じ。
Nexus One(Sipdroid 1.5.4beta) - 無線LANルーター(WHR-HP-G54) - ひかり電話ルーター(RT-200NE)

Sipdroid及びRT-200NEの設定

Sipdroid	ひかり電話内線設定
Authorization Username	ユーザID
Password	パスワード
Server or Proxy	RT-200NEのIPアドレス
Username or Caller ID	内線番号
-	端末属性	音声専用端末
-	ダイジェスト認証	行う

電話代がかかるので外線発着のテストはしていないが、呼び出せることは確認できた。

ひかり電話にぶら下がっているアナログ電話宛ての内線発信は失敗。
着信は可能だったが、通話音量がとても小さい。
Earpiece GainをHighest(←これは関係ないのかもしれない)、Nexus One本体の通話音量をMaxにして普通に聞こえる感じ。
ところで、内線発信ができなかったので、SIPのパケットをキャプチャしてみることに。

音声コーデックは、着信時(アナログ電話→Sipdroid)、INVITEにPCMU/8000を要求していることがわかった。
しかし、発信時(Sipdroid→アナログ電話)のINVITEにも、PCMU/8000が入っている。
発信時のレスポンスは“488 Not Acceptable Here”だそうで、“304 Media type not available”という文字列も入っていた。

“304 Media type not available”が形式的なものだったとしても、両者の違いで気になるのは、m=videoの有無かな。
これを消せそうな設定がないようなので、Sipdroidのソースを眺めてみることに。

この先長くなるので…とりあえず簡単に結果を。

・ソースの修正(UserAgentProfile.video = false)で、発信時も接続できるようになる
　→ 当然、ビデオが使えなくなるので、設定で切り替えられる形がスマート
　→ 要望だしてみる？

といった状態。

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